スーパーヒーローヒロインWebドラマ劇場 74491


仮面ライダー鎧武×ハピネスチャージプリキュア! 戦国バトルロワイヤル!

1:記録係 :

2014/07/04 (Fri) 00:37:36

とある世界…ホラ貝の音が鳴り響き今まさに戦(いくさ)が始まろうとしていた。

歌星賢吾に似た人物「武神フォーゼ!戦姫(せんき)キュアハッピー!」

仮面ライダーフォーゼ「戦(いくさ)キター!」
キュアハッピー「ウルトラハッピー!」

そして対するのは…。

名護啓介に似た人物「その命神に返しなさい!武神キバ!戦姫(せんき)ミルキィローズ!」

仮面ライダーキバ・ミルキィローズ「はぁぁーー!!」

歌星賢吾に似た人物「かかれ!!」

名護啓介に似た人物「行きなさい!!」

戦国時代全国に散らばる武将たちは、武神ライダーと戦姫と呼ばれるプリキュアたちを従え天下を目指す!14人の武神ライダーと10人の戦姫プリキュアは天下を目指す武将たちのもとで熱い戦いを繰り広げる。
(※この場合戦姫プリキュアと呼ばれるのは、キュアブラック、キュアブルーム、キュアドリーム、キュアピーチ、キュアブロッサム、キュアメロディ、キュアハッピー、キュアハートで成り立ちます。(人数合わせの為シャイニールミナスとミルキィローズを使用))

だがそれに一石を投じる1人の武神ライダーが現れた。天下を取るのは一体…。
2:記録係 :

2014/07/05 (Sat) 23:03:52

場所は変わり沢芽市にあるとある建物内にて…。

DJサガラ:実況「Hello~沢芽シティ!天下を獲るのはどのアーマードライダーだ!?」

その数分前、チーム鎧武には愛乃めぐみ、白雪ひめ、大森ゆうこの3人が合流していた。

プリチェンミラー:かわるんるん!がいがいがい、鎧武~!

めぐみ、ひめ、ゆうこの3人はプリチェンカードの能力によってチーム鎧武の衣装にチェンジした。

観客たち「~~~!!(イベントに大いに盛り上がっている)」

葛葉紘太「三人とも今日はありがとうなバックダンサーとして手伝ってくれて。」

愛乃めぐみ「当然ですよ!私たちだってチーム鎧武の一員じゃないですか。」
白雪ひめ「こんな楽しそうなイベントに参加しないわけないじゃない!」

…この日、チーム鎧武、チームバロン、チーム蒼天、チームポップアップ…その他沢芽の街を代表するビートライダーズが集結しあるイベントが開催されていた。

「♪~♪~」(ダンスミュージック)

ビートライダーズは音楽に合わせて各自のダンスパフォーマンスを披露し会場を盛り上げていく。
3:青葉ぜにがめ :

2014/07/09 (Wed) 01:13:14

DJサガラ「ビートライダーズの諸君ダンスで盛り上げてくれてありがとう。今日は沢芽シティからスペシャルなゲームを生配信だ!」

そしてステージの中央には葛葉紘太、呉島光実、駆紋戒斗、初瀬亮二、城乃内秀保の5人のアーマードライダー装着者が集結する。

DJサガラ「今日のバトルはアーマードライダーによる戦国バトルロワイヤル。ルールは簡単だ最後まで残ったチームが勝ちってわけだ。勝者には大量のロックシードをプレゼント!」

そして観客席から

「鎧武!鎧武!鎧武!」
めぐみ&ひめ&ゆうこ「鎧武!鎧武!鎧武!」

観客と一緒にめぐみたちも鎧武コールを挙げはじめる。

紘太「いいねいいね、こうやって声援を受けるのも。」

光実「凄い人気ですね。」

舞「紘太!」

紘太「分かってるってロックシードは全部いただくぜ!」

舞「そうじゃない!浮かれてると足元すくわれるわよ!」
4:??? :

2014/07/09 (Wed) 23:28:33

チームレイワイルド 初瀬亮二「そうだ。いい気になっていい様だ。」

紘太「フン!」

チームインヴィット 城乃内秀保「どうだ戒斗、俺たちと組んで先に鎧武をやらないか?」

紘太「ムッ!?」

それに対して戒斗は…

チームバロン 駆紋戒斗「戦いは数に勝るかどうかではない、己の力が全て。」

初瀬「ンだとコラ?!」
城乃内「・・・。」(初瀬を押さえる)

戒斗の言葉に初瀬が食ってかかるがそれを城乃内が押さえた。

戒斗「始めるぞ。」

DJサガラ:実況「さあ、生き残るのは一体誰だ!?」

5人は戦極ドライバーを装着し、ロックシードを取り出し解錠する。

戒斗「変身。」
「バナナ!」

初瀬・城乃内「変身!」
「マツボックリ!」「ドングリ!」

紘太・光実「変身!」
「オレンジ!」「ブドウ!」

全員ロックシードを装填し起動させる!

「オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!」

「バナナアームズ!Knight of Spear!」

「ブドウアームズ!龍・砲・ハッ、ハッ、ハッ!!」

「マツボックリアームズ!一撃・イン・ザ・シャドウ!」

「ドングリアームズ!Never give up!!」

観客たち「~~~!!!」(最高潮に盛り上がる)
5:??? :

2014/07/10 (Thu) 21:06:30

鎧武・バロン・龍玄・黒影・グリドン「………、ハァ!」(戦闘開始)

5人のライダーが戦闘を開始、ライダーファイトとも言うべき戦いが幕を上げる。

観客たち・ビートライダーズ「~~~!!」(興奮し熱狂、ライダーたちを応援する)

黒影・グリドン「~~~!!」(2人がかりで龍玄に挑む)
龍玄「っ、はっ!」(対応する)

ひめ「ミツザネいっけ~~!!」

バロン「……。」(鎧武に挑む)
鎧武「おっと!」(バロンの攻撃を避ける)

めぐみ「鉱汰さんファイト!!」
ゆうこ「鉱汰さん、がんばって!」

観客たちと他のビートライダーズの応援を受けてライダーファイトは白熱する。

……ジジジジ!(クラック開閉音)
緑色の怪人「シャアアッ!!」

だがその最中に突然クラックが開き、そこから謎の緑色の怪人が飛び出してきた!

DJサガラ:実況「おぉ~っと!ここでアクシデントだ。何者かが客席に乱入してきたぞ、おい!」

謎の怪人の出現に観客たちは悲鳴を上げた。
6:青葉ぜにがめ :

2014/07/11 (Fri) 00:41:57

謎の怪人は舞を見つけるとこうつぶやく。

緑色の怪人「見つけたぞ運命の巫女。」

舞「キャ!」

舞は怪人の姿を見て尻込みをしてしまう。

鎧武「舞!」

バロン「よそ見をするな戦いの最中だぞ!」

鎧武「そんなこと言っている場合ないだろ!舞!」

鎧武はバロンを退けると舞のいる場所に駆け出す。

龍玄「ハッ!」(怪人に向けてブドウ砲を発砲する)

弾は怪人に命中する。とそこへ!

キュアラブリー「ラブリーパンチングパンチ!」

さらに追い打ちをかけるように怪人にキュアラブリーの技が決まる。
怪人が現れた瞬間めぐみ、ひめ、ゆうこの3人はバックヤードに駆け込みプリキュア変身していたのであった。
そしてバロンも怪人に攻撃を仕掛ける。

バロン「戦いの邪魔をするやつは許さん!」

怪人は一方的なアーマードライダーとプリキュアの攻撃を受けて不利と感じたのか、クラックを開けて飛び込んで逃走してしまう。

鎧武「待て!」

キュアラブリー「待ちなさい!」
キュアプリンセス「…行くしかないか。」
キュアハニー「プリンセス今は追いかけよう。」
リボン「行ってみるのですわ!」

鎧武、龍玄、バロン、キュアラブリー、キュアプリンセス、キュアハニー、そしてリボンは怪人を追ってクラックに飛び込んでいく、そしてクラックは再び閉じられてしまう。

舞「紘太、ミッチ、プリキュアのみんな!」

7:青葉ぜにがめ :

2014/07/11 (Fri) 00:50:05

場面は謎の場所に変わりその様子を観察していた鎧武に似た色違いの武神ライダーがいた。

鎧武に似た武神ライダー「運命の巫女を手に入れるのは失敗したか、だが実に強い武神ライダーと戦姫プリキュアだ!面白い。」
8:??? :

2014/07/11 (Fri) 20:32:48

その頃、ヘルヘイムの森に突入した6人はあの緑色の怪人を探していた。不思議な事に現在ヘルヘイムの森には雨が降っていた。

鎧武「あれ~?あのインベスどこ行ったんだ?」

龍玄「インベス…ていうか、何か違いませんでした?」
キュアラブリー「うん。なんていうか…雰囲気が少しちがったような。」

キュアプリンセス「うぅ~~…。傘持ってくるんだった…。」
リボン「…へっくしゅん!」(雨に濡れる)
キュアハニー「……。」(手を広げて雨が降っていることを再認識する)

バロン「この雨…前に来た時は…。」

……別の場所では。

鎧武に似た武神ライダー「…ム、ムゥ……。」

鎧武に似たライダーは自分の能力を使い、クラックによく似た空間の裂け目を作り上げる。
…そしてそれは鎧武とハピネスチャージチームたちの後ろに現れた。

鎧武「なんだあれ?」
龍玄「さあ?」

キュアハニー「新しいクラック…?」
リボン「…ですの?」

6人とリボンは興味本位で近づく。…すると裂け目は彼らを飲みこんで閉じてしまった。
9:??? :

2014/07/12 (Sat) 19:52:32

人々1「どうか御救い下さい!」
人々2「頼むよぉ~!!」
人々3「お願いします、どうか助けてください!」

……ここは我々の知る現代の日本とはなにかが違う世界。
"GOSHINBOKU"と呼ばれる大樹がそそり立つ場所、そこでは大勢の老若男女たちが大樹に願い事を…祈りを捧げていた。

老人「我らが守り神…聖なる樹よ、我らを飢饉から救い給え!」

…すると大樹の根元が光り出す。

老人と人々「…!?」

光った根元に空間の裂け目が現れ、そこから鎧武、バロン、龍玄、ラブリー、プリンセス、ハニー、リボン…先ほどヘルヘイムの森において飲み込まれた7人が飛び出してきた。

鎧武「…いててて。」

男性「ぶ、武神鎧武だ!!」
人々「…----!?」
10:青葉ぜにがめ :

2014/07/13 (Sun) 23:44:20

鎧武「鎧武?良かったー俺のことわかるんだ。」

鎧武は人々の前に近づこうとする。すると…

人々「武神鎧武だ!!逃げろー!!」

人々は蜘蛛の子を散らすように逃げ出して行ってしまった。」
鎧武「な、なんで逃げんだよ?」

キュアプリンセス「さあ、でもそんな甲冑着てんだもん、みんなびっくりしちゃったんじゃないの?」

そして鎧武、バロン、龍玄、ラブリー、プリンセス、ハニーの6人は変身を解除する。

紘太「どうして?」

光実「わかんないです。」

紘太が疑問に思っていると戒斗がGOSHINBOKUになっている果実に気が付く。

11:青葉ぜにがめ :

2014/07/13 (Sun) 23:49:41

戒斗「あの森になる果実と同じか。」

紘太と光実、戒斗の3人はヘルヘイムの森になる同じような果実に手に取る。果実は案の定ロックシードに変化するが3人が見たことないロックシードに変化する。

紘太「なんだこのロックシード?」

7人は疑問に思いつつGOSHINBOKUを見上げる。ふと光実が違う方向に目をやると…。

光実「紘太さんあれ!」

ゆうこ「なにか燃えているわ。」

めぐみ「もしかして火事?」

紘太「行ってみよう。」

7人は何かが燃えている方向へと移動する。その頃ユグドラシルコーポレーション本社では…。
12:記録係 :

2014/07/15 (Tue) 20:03:03

研究員「ヘルヘイムの森に未知の空間から水が流れこんできています。」

呉島貴虎「なに?」

研究員「戦闘中だったアーマードライダーとプリキュアがその未知の空間に。」

呉島貴虎「私が行こう。貴重なデータをみすみす手放す訳にはいかん。(メロンロックシードを手にとる)」
13:記録係 :

2014/07/16 (Wed) 21:04:30

…一方、謎の世界にて。
紘汰たちは火災が起こっている場所に辿りつく。そこは”HON-NOHJI”と呼ばれる教会だった。

光実「HON-NOHJI…?」

さらに、敷地内では伊達明に似た武将とその副官と思われる女性が機関銃を連射しており、部下の武士たちが刀や槍を武器に襲いかかる怪人集団と戦っていた。

紘汰「アーマードライダー?」

めぐみ「あれは…プリキュア?」

驚くことに戦う武士たちに混じって仮面ライダーオーズとキュアメロディ…一人の仮面ライダーと一人のプリキュアの姿が見受けられた。

伊達明似の武将 ノブナガ「任せたぞ、武神オーズ!戦姫キュアメロディ!」

仮面ライダーオーズ「おう!」

キュアメロディ「っっ。(頷く)ここで決めなきゃ女がすたる!」

武将ノブナガと女性副官は場をオーズとメロディに任せて教会の中に入って行った。

戒斗「……。」(教会の敷地内に入り駆ける)

ひめ「カイト!?」
ゆうこ「戒斗さん!?」
14:記録係 :

2014/07/17 (Thu) 18:35:18

何を触発されたのか、戒斗は教会の敷地を駆け教会の中に入って行った。

葛葉紘太「俺たちも!」

呉島光実「はい。」
めぐみ&ひめ&ゆうこ「うん!」

紘太&光実「変身!」
めぐみ&ひめ&ゆうこ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」

5人は変身し、敷地にいる怪人たちと戦いはじめる。

仮面ライダーオーズ「…!、武神鎧武!!」
キュアメロディ「覚悟!!」

鎧武の姿を見たオーズとメロディの2人が突然彼に襲いかかった!

仮面ライダー鎧武「おい!?俺は敵じゃないって!」

オーズとメロディはなおも鎧武に攻撃してくる。

仮面ライダー鎧武「やめろって!(抵抗する)」

キュアラブリー「お願いやめて!(メロディを押さえる)」

…その時、この戦場にもう一人新たな戦士がやってきた。

オーズ&メロディ「・・・!?」

鎧武に似たライダー「……。」

それはあの鎧武に似たライダーであった。

キュアプリンセス「…えぇぇ!?(鎧武に似たライダーを見て驚く)」
キュアハニー「ウソ・・・!?(鎧武に似たライダーを見て驚く)」

仮面ライダー鎧武「俺と同じ姿・・・?!」
キュアラブリー「あれも…鎧武なの…?」
15:記録係 :

2014/07/17 (Thu) 21:07:08

鎧武と同じ姿の戦士の登場に驚くラブリー達。…一方、炎上する教会の中では武将ノブナガがエレキギターを弾きながら辞世の句を詠んでいた。

ノブナガ「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり……」

ノブナガの副官の女性 ランマル「……。」

…ガタン。(扉の開閉音)

そこに、彼らを追ってきた戒斗が現れる。

ランマル「…!(戒斗に銃を向ける)」

駆紋戒斗「……。(動じない)」

ランマルは戒斗に銃を向けるが、彼は一切動じない。そこをノブナガは彼女にギターを手渡して制する。

ノブナガ「いい眼をしている。キサマも天下を目指しているのか?」

駆紋戒斗「天下?俺は力で全てをねじ伏せる。それだけだ。」

ノブナガ「天下布武。武力による天下統一こそ我が悲願!」

同じような目標・信念を持つ2人はシンパシーを感じる。

…ドガッ!!

怪人軍団「~~~!!(教会の壁を突き破って出現)」

そこに怪人軍団が現れる。ノブナガとランマルは銃を撃って対抗するが、怪人軍団はひるまない。その上数も増えていく。

ノブナガ「……ッッ!(ランマルを戒斗に預ける)」

ランマル「!?、ノブナガ様!?」
駆紋戒斗「ノブナガ……?」

ノブナガは一人で怪人集団を相手に戦う。さらにある物を戒斗に投げ渡す。

駆紋戒斗「!?(ある物をキャッチする)」

ノブナガが戒斗に渡したもの、…それはタカ・コアメダルだった。

ノブナガ「行け!面白き時代ぞ!ハッハッハッハ、ハッハッハッハッハ!!!(大勢の怪人たちと共に炎の中に消える)」

ランマル「ノブナガ様!ノブナガ様!!」

駆紋戒斗「……!(ランマルと共に教会を脱出する)」

ノブナガは怪人軍団を道連れに燃え盛る炎の中へと消えていった。やがて火の手の広まった教会が崩落していく。
16:記録係 :

2014/07/17 (Thu) 21:34:14

だが敷地内ではまだ戦いが続いていた。

鎧武に似たライダー「フ、イヤァ!!(オーズとメロディを攻撃)」

仮面ライダーオーズ「うわぁぁ!!(攻撃を受ける)」
キュアメロディ「ああぁ!!(攻撃を受ける)」

仮面ライダー鎧武「やめろーーー!!」

鎧武はオーズとメロディを助けるべく立ち向かうが、返り討ちにあってしまった。

鎧武に似たライダー「…。(大橙丸と無双セイバーをドッキングさせ、ロックシードをセット)」
無双セイバー:ロック・オン!一・十・百・千・万!…ブラッドオレンジチャージ!!

必殺技・ナギナタ無双スライサー がオーズとメロディに直撃!2人は戦闘不能になる。

鎧武に似たライダー「出番だ。」

鎧武に似たライダーに呼ばれ、あの緑色の怪人が現れた。

緑色の怪人 改め ウツボカズラ怪人「キショア~~!……シャアアーーー!」

オーズ&キュアメロディ「う、うわああーーー!!!(ウツボカズラ怪人に吸い込まれる)」
17:記録係 :

2014/07/18 (Fri) 21:18:22

鎧武に似たライダー「武神オーズ、戦姫キュアメロディ…討ち取ったり!!……生きて帰すな!」

怪人軍団は鎧武に似たライダーの指示により残った武士とラブリーら5人の戦士達の掃討にかかりだす。

仮面ライダー鎧武「やめろーー!!(鎧武に似たライダーに立ち向かう)」
キュアラブリー「っ!!(鎧武に似たライダーに立ち向かう)」

鎧武とラブリーの2人が鎧武に似たライダーと激突し鍔迫り合いになる。

鎧武に似たライダー「お前達をこの世界に呼んだのはこの私だ。」

キュアラブリー「え?!」

仮面ライダー鎧武「お前が?!」
キュアラブリー「あなた何者?!」

鎧武に似たライダー 武神鎧武「我が名は武神鎧武。天下を手に入れる者。」

バシュン!バシュンバシュン!バシュン!

龍玄のブドウ龍砲の銃弾が武神鎧武とプリンセス・ハニーに襲いかかる怪人たちに当たる。

仮面ライダー龍玄「紘太さんこれ!(サクラハリケーンロックシードを投げ渡す)」

仮面ライダー鎧武「あ、ああ・・・。(ロックシードを受け取る)」

鎧武はサクラハリケーンロックシードを起動。バイク形態になったロックビークルにラブリーを乗せまた自分も乗り込み急いで脱出する。

仮面ライダー龍玄「ひめちゃん、ゆうこちゃん早く!(HON-NOHJIから離脱)」

キュアハニー「プリンセス!(急いで離脱)」

キュアプリンセス「待って!置いてかないで!!(急いで離脱)」

5人はHON-NOHJIを脱出し走って逃げていく。怪人軍団はそれを追跡しようとするが・・・

武神鎧武「追うな!武神と戦姫の力は手に入れたのだから。」
18:記録係 :

2014/07/19 (Sat) 15:18:38

…数分後、5人はHON-NOHJIからかなり離れたところまで逃げのびた。

仮面ライダー鎧武「(サクラハリケーン運転中)……う…うあっ。(倒れる)」
キュアラブリー「わっ!?(転倒)」

鎧武は先ほどの戦闘による肉体的・精神的疲労から同乗していたラブリーを巻き込んでバイクごと倒れてしまった。その際、2人の変身が解除される。

仮面ライダー龍玄「紘太さん!」

キュアプリンセス「コータ、大丈夫?」

龍玄、プリンセス、ハニーの3人は変身を解除して2人に近寄る。

大森ゆうこ「めぐみちゃん平気?」

愛乃めぐみ「う、うん。(後頭部を少しさする)」

葛葉紘太「はぁ、はぁ…。…ミッチ、めぐみ、ひめ、ゆうこ、…俺は引き返す。」

愛乃めぐみ「…え?!」

葛葉紘太「あいつは俺が倒さないと…!」

呉島光実「無茶です!!」

するとそこへ1台のジープが通りかかると…

バサッ!!

5人はジープから数人の男から捕獲用の網を投げられて捕獲されてしまう。

葛葉紘太「うお!?なんだこれ!!?」
白雪ひめ「ちょっと、なんなのよこれ!!」

葛葉紘太「やめろお前!!放せ!!」
呉島光実「やめて下さい!!」

そしてジープから主格と思われる1人の男が降りてくる。

イエヤス「グレート!こいつは最高の出会いになるかもな!」

5人はこの男…イエヤスとその部下たちに捕まってしまった。
19:記録係 :

2014/07/19 (Sat) 23:27:05

……現実世界、すなわち紘太たちが本来住む世界にて。

DJサガラ:放送「バトル中に行方不明になった…鎧武・バロン・龍玄、そしてキュアラブリー・キュアプリンセス・キュアハニー。この3人のアーマードライダーと3人のプリキュアの行方は一週間経った今でも依然分かってはいない。ビートライダーズホットラインでは目撃情報を待ってるぜ。」

高司舞「鉱汰…ミッチ…。どこにいるの…?」

相楽誠司「舞さん!鉱汰先輩とめぐみたちは!?」

高司舞「誠司くん!それがまだ見つからなくて……。」

相楽誠司「そうですか……。」

舞と誠司は鉱汰たちは沢芽の街に向かう。

相楽誠司「…!、舞さんあれ!」

高司舞「・・・!?」

街へ行こうとした2人は偶然にもたまたま開いていたクラックを見つけた。

舞・誠司「……。(互いに顔を見合わせ、クラックへ)」

…雨降るヘルヘイムの森。そこには1人で調査に赴く呉島貴虎の姿があった。

呉島貴虎「……。」

そこに、ヘルヘイムの森に入って紘太たちを探す舞と誠司が。

舞・誠司「……!?(貴虎の姿を目撃し隠れる)」

…ジジジジ。

呉島貴虎「……!」

貴虎の前に"あの世界への扉"が出現。彼は迷いなくその中にとびこんでいった。

誠司・舞「………。(あの世界への扉に近づく)」
20:記録係 :

2014/07/20 (Sun) 00:41:00

…一方。
葛葉紘太「……ん…。(目を覚ます)」

白雪ひめ「おはよう…。」

呉島光実「大丈夫ですか?」

葛葉紘太「ここは?」

愛乃めぐみ「気が付いたらここにみんな閉じ込められていたの。」
リボン「牢屋に閉じ込めるなんて酷いですわ!」

大森ゆうこ「どうやら私たち別の世界に飛ばされたみたいなんです。」

葛葉紘太「別の世界!?」

呉島光実「織田信長が亡くなった本能寺は教会なんかじゃない。つまりここは本来の歴史とは違う世界ということです。」

白雪ひめ「……そーなの?(日本の歴史に詳しくないので紘太に問う)」
葛葉紘太「いや俺、歴史とか苦手で……。」
愛乃めぐみ「私も同じ…。」

そんな中紘太とひめはある異変に気が付く。

葛葉紘太「あ!ベルト!」

白雪ひめ「あれ!なんでプリチェンミラーがないの!」
21:記録係 :

2014/07/20 (Sun) 01:28:14

…ギィィ。(床がきしむ音)

床がきしむ音がしはじめ、誰かが牢屋にやってくる。

イエヤス「HEY!ボーイ&ガールたち、気分はHAPPY?」

すると紘太たちが閉じ込められている牢の前にイエヤスが家臣2人とめぐみたちと同じぐらいの(氷川いおなに似の)少女を連れてやってきた。

葛葉紘太「あ!俺のベルトか!返せ!」
白雪ひめ「あ!私のプリチェンミラー!返してよ!」

イエヤスの腰には鉱汰の戦極ドライバーが取り付けられており、少女の手にはひめのプリチェンミラーがあった。鉱汰とひめは自分のアイテムをとり返そうと牢屋から手をのばす。

氷川いおな似の少女改め、イエヤスの側室オカツ「やーだ私はこれでイエヤス様と共に敵を取るんだもん!」

イエヤス「No No この帯(戦極ドライバー)と鏡(プリチェンミラー)は俺たちのもんだ。行くぜ!」

ロックシード:オレンジ!

イエヤスは紘太と同様にオレンジロックシードを作動して変身を試みる。

戦極ドライバー:LOCK ON!

イエヤス「変身!」

…だがイエヤスが鎧武に変身することは無く、オカツもプリキュアに変身を試みるものの出来ることがなかった。

オカツ「ちょっとなんで変身出来ないのよ!?」

葛葉紘太「俺達以外は変身出来ないの。」
白雪ひめ「わかったらさっさと返しなさいよ。」

2人は再び牢屋から手を伸ばす。
22:記録係 :

2014/07/20 (Sun) 21:16:05

イエヤス「俺はこの城の武将。"イエヤス"って呼んでくれ。」

オカツ「私はイエヤス様の妾、“オカツ”よ。」

イエヤスと少女オカツは牢屋から伸びる2人の手を握り握手する。

…バキッ!

だが次の瞬間2人は鉱汰とひめの手首を捻った。

白雪ひめ「うぎゃ~~~~!!!(手首をひねられる)」
葛葉紘太「痛たた!!!(同じく手首をひねられる)」

イエヤス「まずは俺たちの質問に答えろ、てめえらは敵か?味方か?」

葛葉紘太「敵じゃない!」

イエヤス「ならば何故武神鎧武と同じ格好をしている?」

葛葉紘太「武神鎧武?あいつのことか?」

イエヤス「ヤツにはデケエ恨みがあってな仲間なら(刀を抜いて紘太の首に突きつける)ぶった切る!」

白雪ひめ「ひいぃぃ~~(腰が抜ける)

葛葉紘太「ふざけるな!奴をぶった切るのはこの俺だ!」

イエヤス「面白い男だな信じてやる。おいオカツ手を放してやれ。」

イエヤスとオカツは2人の手を放した、そして牢の鍵が開錠され扉が開けられるとイエヤスとオカツは5人がいる牢の中に入ってくる。

イエヤス「ふぃ~アイツが生きていたらお前と気が合いそうだ。」

オカツ「そうね、よく見たらあなた(ひめ)も悪い人には見えないわね、きっとあの子がいたら“仲良くしなさい”って言われたかも知れないわ。」

葛葉紘太「アイツ?」

白雪ひめ「あの子って?」

イエヤス「武神ウィザード。」

オカツ「戦姫キュアハート。」

言って、イエヤスは左手にはめたウィザードリングを。オカツは首飾りのキュアラビーズを5人に見せる。
23:記録係 :

2014/07/20 (Sun) 22:07:18

光実「この世界のこと、教えてくれませんか?」
ゆうこ「一体、何が起きてるんですか?」

イエヤスはこの世界の現状について語り始めた。

イエヤス「オレら武将は戦を行い天下統一を目指して互いの領土を奪いあってる。それぞれの武将には武神ライダー・戦姫プリキュアと呼ばれる守護者が就いている。戦の勝敗は武神ライダーと戦姫プリキュアが握っている。」

白雪ひめ「ほぇ~・・・。」
愛乃めぐみ「……。(黙って聞いている)」

イエヤス「戦乱が続いたある日、オレたちの戦に一石を投じる武神ライダーが現れた。武将に仕えることもなく自らの意思で天下を目指す武神ライダー。それが武神鎧武。」

語るイエヤスの脳裏に、武神ウィザードと戦姫キュアハートが敗れた日のことが蘇る。

イエヤス軍の武神 仮面ライダーウィザード:回想「っ、~~!(武神鎧武と戦う)」

イエヤス軍の戦姫 キュアハート:回想「はっ、~~!(武神鎧武と戦う)」

イエヤス:語り「やつは次々と武神を倒しそれぞれの守る国を手に入れた。そしてついには我が軍の武神ウィザードと戦姫キュアハートも…。」

武神鎧武:回想「えぇあぁっっ!!」
武神ウィザード:回想「ガァァッッ!!!」

武神鎧武:回想「ムゥゥンッ!」
戦姫キュアハート:回想「ッッッ!!!」

武神鎧武のトドメの一撃を喰らい武神ウィザードと戦姫キュアハートは倒されてしまった。

イエヤス:回想:「ウィザード!?」

オカツ:回想「キュアハート!!?」

ウツボカズラ怪人:回想「クワァ~~!!(ウィザードとキュアハートを吸収)」

イエヤスは倒れた2人のもとに駆け寄ったが、ウツボカズラ怪人が2人を吸収してしまいあとに残ったのは彼らが横たわっていた跡だけだった。

イエヤス:回想「ウィザードォォーー!!キュアハートーーー!!!」
24:記録係 :

2014/07/21 (Mon) 00:29:32

…一方、どこかの村で。

町人の女「待てーーー!!」

泥棒「~~~!(逃走中)どけ!」

町人の女「水盗人!こら~待ちやがれ!」

駆紋戒斗「……。」

町人と泥棒のやり取りの様子を見る戒斗そこへ!

ランマル「…っ!」

傾奇者の男1「ノブナガの財宝があるんだ場所を教えろ!」

ランマル「誰がお前らに!」

ランマルは傾奇者たちに銃を向ける。が、それは弾かれてしまい彼女は無防備になる。

傾奇者の男1「痛い目に会いたいらしいな。(ランマルに槍を向ける)」

…ゴキ!(腕が捻られる音)
傾奇者の男1「イテテテテテ!!!」

傾奇者たちに襲われそうになったランマルを助ける人物が現れた。

駆紋戒斗「……。(傾奇者たちを攻撃する)」

傾奇者の男2・3「~~~!!(戒斗を攻撃する)」
傾奇者の男1「きぇぇ~~!!(戒斗に襲いかかる)」

傾奇者の男たちは武器を持って戒斗に襲いかかる。しかし戒斗これを素手で相手し、驚くことに圧倒する。

駆紋戒斗「…っ、はっ!ふんっ!!(武器を奪い、傾奇者たちを攻撃)」

戒斗はやがて傾奇者たちのリーダーを追いつめる。

傾奇者の男1「引け、引け!(戒斗から自分の武器を受け取る)覚えていろ!」

傾奇者たちは敵わないと感じたのか逃走して行く。

ランマル「あなたは、あの時の!」
25:記録係 :

2014/07/21 (Mon) 00:53:54

再び出会った戒斗とランマル。その後、彼はランマルにGOSHINBOKUへと案内される。

ランマル「この木は"神の樹"と呼ばれています。」

駆紋戒斗「…。…雨乞いか。」

ランマル「この数か月の間雨が降ってません…。」

駆紋戒斗「なるほどな。」

戒斗の目に、木に祈りを奉げる老若男女、雨が降らないために乾ききった地面が映る。

ランマル「食べていくには領地を広げていくしかありません。ですが親方様も武神オーズも戦姫キュアメロディもやられてしまった。」

駆紋戒斗「…大丈夫だ。この俺がいる。」

戒斗はタカ・コアメダルを見つつ、ランマルに言った。

ランマル「……。(戒斗に顔を向ける)」
26:記録係 :

2014/07/21 (Mon) 01:56:28

…場所が変わり……。

照井竜に似た武将 ヒデヨシ「……。」

ヒデヨシは軍配を返す軍配には『俺に質問するな!』と書かれてあった。そしてこの周囲に武神Wと戦姫キュアブロッサムの姿も見える。

ヒデヨシの家来「伝令!武神鎧武によって武神オーズと戦姫キュアメロディが討たれました!」

武神 仮面ライダーW「何!?」
戦姫 キュアブロッサム「…え!?」

ヒデヨシ「真か!残る武神と戦姫は武神Wと武神フォーゼ、戦姫キュアブロッサムと戦姫キュアハッピーだけではないか!」

???「なぁ~に言ってんの!」

ペゴッ。(頭を足袋で叩かれる音)

照井(鳴海)亜紀子に似た女性 チャチャ「あんたが天下を獲る絶好の機会じゃないの!シャキッとしなさい。シャキッと!」

『天下人妻』と書かれた足袋を持った女性チャチャがヒデヨシを叱咤する。

ヒデヨシ軍武士「鎧武だ!」

武士の言葉に全員が反応する。事実、前方から怪人軍団を率いる武神鎧武が出現し進撃していた。

ヒデヨシ「武神W!戦姫キュアブロッサム!」
チャチャ「頼んだわよ!」

仮面ライダーW「任せとけって!」

キュアブロッサム「これ以上の侵攻は許しません!」

Wはサイクロンジョーカーエクストリームに変身、プリズムビッカーを武器に敵怪人を迎撃する。ブロッサムもまた格闘および自身の技を駆使し怪人軍団を圧倒していく。

ヒデヨシ「よし!」

チャチャ「やっちゃえ~!」
27:記録係 :

2014/07/22 (Tue) 23:34:24

ガイアメモリ:サイクロン!ヒート!ルナ!ジョーカー!マキシマムドライブ!!

仮面ライダーW「てあーーっ!!(ビッカー・チャージブレイク発動)」

怪人軍団「グギャア~~~!!(倒される)」

キュアブロッサム「プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!」

武神Wと戦姫キュアブロッサムの必殺攻撃が怪人軍団に直撃。彼らを全滅させた。

武神鎧武「タァーー!!(Wに襲いかかる)」

仮面ライダーW「武神鎧武!」

Wとキュアブロッサムは2人がかりで武神鎧武と戦う。にもかかわらず武神鎧武は2人を圧倒する戦闘力を発揮し2人を追い詰める。

ガイアメモリ:プリズム!マキシマムドライブ!

W サイクロンジョーカーエクストリームの渾身の一撃が武神鎧武に命中。彼らは一気にたたみかける……

仮面ライダー斬月「はっ!」

…だがそこに仮面ライダー斬月が出現。Wとブロッサムを攻撃した。

武神鎧武「ウゥゥ!!(斬月を無理やりどかしWを刺す)」
仮面ライダーW「うっ!!!」

仮面ライダー斬月「…何!?」

キュアブロッサム「W!?」

武神鎧武「エ゛ア゛ァ゛ァ゛!!(ブロッサムを切り捨てる)」
キュアブロッサム「ッッッ!!!」

Wとブロッサムは倒されウツボカズラ怪人に吸収されてしまった。

ヒデヨシ「ああ!?………よし、こうなったらこのヒデヨシが!振り切るぜ!!」

ヒデヨシは武器のエンジンブレードで武神鎧武に挑もうと動く。

ペゴッ!(頭を足袋で叩かれる音)

チャチャ「無茶じゃ!あんたを失いとうない!!」

チャチャは今にも戦おうとするヒデヨシを通せんぼして押しとどめる。

チャチャ「あたいと戦…どっちが大事じゃ?!」

ヒデヨシ「チャチャ……、やむをえん!!」

ヒデヨシはチャチャを抱えすぐに撤退していき部下の武士たちもそれに続く。その場に残ったのはライダー2人とウツボカズラ怪人だけになる。

仮面ライダー斬月「……。(ジョーカーメモリを拾う)…お前は我々の世界の鎧武ではないな。」

武神鎧武「異世界の武神か、礼を言うぞ。…その力も貰おうか!」

武神鎧武とウツボカズラ怪人は斬月に襲いかかった。

仮面ライダー斬月「っ!?…は!(2人を攻撃してすぐに逃げる)」

斬月は2人を攻撃して即座に逃げて行った。武神鎧武とウツボカズラ怪人は追跡しようとしたが、途中でやめた。
28:記録係 :

2014/07/24 (Thu) 01:28:31

……所変わって、イエヤスの拠点にて。

光実&ゆうこ&めぐみ「……。(静かにしている)」
紘太&ひめ「…~~……。(落ちつかずソワソワしている)」

イエヤスの家臣「武神Wと戦姫キュアブロッサムが討たれました。武神鎧武が天下を統一するのは時間の問題、かくなるうえは降伏もやむなしと…。」

オカツ「なんですって!」

イエヤス「降伏!?ダメダメ!!これまでみたいに武神と戦姫がいないわけじゃない、紹介する彼らが新たな武神ライダーと戦姫プリキュアだ!」

そう言ってイエヤスは紘太たち5人を指名した。

紘太&ひめ「…はぁぁ?!!」
光実&ゆうこ&めぐみ「…えぇぇ?!!」

イエヤス「俺の天下取りを助ける…と誓ってくれた。」

葛葉紘太「誰がそんなこと!!」
白雪ひめ「勝手に決めないでよ!!」

紘太とひめが文句を言うが、イエヤスはそれを無視し指を鳴らした。

パチンッ

すると、強奪された紘太と光実の戦極ドライバーとロックシード、めぐみ・ひめ・ゆうこのプリチェンミラーとプリチェンカードが献上される。

イエヤス「受け取れ。そしてこれをお前に託そう。武神ウィザードの形見だ。」

オカツ「私もこれを…あなたに託すわ。」

イエヤスは左手にはめていたウィザードリングを外し紘太に渡し、オカツもまた、首飾りにしてあったキュアラビーズをめぐみに渡した。

紘太&めぐみ「…。(アイテムを受け取る)」

パチパチパチパチパチ!(家臣たちの拍手)

葛葉紘太「……って何だよソレ!おい!?」

愛乃めぐみ「あ~…、とりあえず…ありがとうございます………?(困惑している)」

イエヤス「これより新しい武神と戦姫の誕生を祝って鷹狩りに出かける。準備だ!」

家臣たち「はっ!(イエヤスに一礼する)」
29:記録係 :

2014/07/24 (Thu) 23:57:08

白雪ひめ「ところで鷹狩りって何をするの?」

呉島光実「(ひめに耳打ちする)鷹狩りっていうのは、その名の通り本物の鷹…鳥を使った狩猟の一つなんだ。昔の日本では一部の貴族…偉い人たちの娯楽だったみたいだけど。」

大森ゆうこ「(光実に耳打ち)よく知ってますね。」

呉島光実「(小声)まあね。」

…イエヤス一行は鷹狩りをするため外出し移動する。

イエヤス:ジープ搭乗「なに不満そうな顔してるんだよ?」

葛葉紘太:ジープ搭乗「当り前だ。誰があんたの武神になると言った?」

イエヤス:ジープ搭乗「武神鎧武を倒すんじゃなかったのか?」

呉島光実:ジープ搭乗「あ!…~~…」

葛葉紘太:ジープ搭乗「それとこれとは話は別だ。武神鎧武は倒すがどうしてあんたの天下取りまで手伝わなきゃならない?倒したらすぐ元の世界に戻る!なあ?」

呉島光実:ジープ搭乗「…はい!」

白雪ひめ:ジープ搭乗「もちろんよ!」

ゆうこ&めぐみ:ジープ搭乗「……っ(首を縦に降る)」

イエヤス:ジープ搭乗「冷たいこと言うなよ?ついでだついで!」

オカツ:ジープ搭乗「私からもぜひお願いするわ。」

ひめ&紘太:ジープ搭乗「………。(非常に不満そうな顔をする)」

愛乃めぐみ:ジープ搭乗「まあまあついでだから…ってあれはなに?」

するとめぐみが指をさした方向からマシンマッシグラーに乗った仮面ライダーフォーゼと後部に乗っているキュアハッピーの姿があった。
30:記録係 :

2014/07/25 (Fri) 00:09:12

イエヤス:ジープ搭乗「武神フォーゼ!」
オカツ:ジープ搭乗「戦姫キュアハッピー!」

葛葉紘太:ジープ搭乗「敵か?!」

オカツ:ジープ搭乗「大丈夫。彼らは同盟国の武神と戦姫よ。」

マッシグラーはジープとそれを護衛して駆ける家臣たちを追い越し先方を走る。だが突然急停止した。

仮面ライダーフォーゼ「危ない!!」

ズドォォーーン!!ドドォーーーン!!(爆発音)」

フォーゼの声と同時に攻撃による爆発が周囲一体に起こりジープに乗っていた面子と護衛していた家臣たちが吹き飛ぶ。

怪人軍団「…~~…。(前方から出現)」

家臣「行けーーー!!!」
配下の武士「殿を守れーーー!!」

家臣たちは刀を抜き・武器を手に取り、怪人軍団に突撃して戦い始めた。
31:記録係 :

2014/07/25 (Fri) 21:20:01

葛葉紘太「ミッチ!」
呉島光実「はい!」

鉱汰と光実は戦極ドライバーを装着しロックシードを取り出す。

「オレンジ!…ロック・オン!…ソイヤ!オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!」

「ブドウ!…ロック・オン!…ハイ~ッ!ブドウアームズ!龍・砲!ハッ・ハッ・ハッッ!」

プリチェンミラー:かわるんるん!

めぐみ&ひめ&ゆうこ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」

5人はライダーとプリキュアに変身。武将たちに混じって怪人軍団と戦闘を開始した。

仮面ライダーフォーゼ「今のうちに!」

キュアハッピー「こちらへ!」

フォーゼとハッピーはイエヤスとオカツを連れて安全な場所目指し避難する。しかし・・・

武神鎧武&ウツボカズラ怪人「……。」

武神鎧武とウツボカズラ怪人が彼らの前に現れ道を阻んだ。
32:記録係 :

2014/07/25 (Fri) 23:25:54

一方…

怪人「~~!!(武士を攻撃)」
武士「うっ?!」

ライダーとプリキュア…戦士達は怪人たちに善戦するが、生身である武士たちは次々と怪人たちに討たれていく。

仮面ライダー鎧武「…。(イチゴロックシードを取り出し、解錠する)」

「イチゴ!…ロック・オン!……ソイヤッ!イチゴアームズ!シュシュっと・スパーク!」

仮面ライダー鎧武「・・・あ!?」

ペルセウス・ゾディアーツ「ウオッッ!!(家臣を切り捨てる)」
イエヤスの家臣「うっっ!!!(切り捨てられる)」

仮面ライダー鎧武「はぁぁ!(イチゴクナイを投げるつける)」

鎧武 イチゴアームズはクナイをゾディアーツに投げつけ、さらに無双セイバーで切りあげる。

仮面ライダー鎧武「おい!大丈夫か!?(家臣に駆け寄る)」

鎧武は家臣に駆け寄るが、彼はすでに虫の息であった。

イエヤスの家臣「武神殿…。…殿を……、殿を…お守り下さい………。」

家臣はその言葉を最後に息を引き取ってしまった。

仮面ライダー鎧武「おい?おい!!!」

武士「うわっ!!」

仮面ライダー鎧武「はっ!(顔を上げる)」

武士達は次々と怪人たちに討ち取られていき、ついに鎧武の周りにいた武士たちは全滅してしまう。

仮面ライダー鎧武「やめろぉぉーーーー!!!」

鎧武の怒りの刃が怪人たちを切り裂く。
33:記録係 :

2014/07/26 (Sat) 01:08:22

…別の場所では……

怪人集団「~~~!!(襲いかかる)」

仮面ライダー龍玄「ふっ!ぐあっ!(怪人たちと戦うもダメージを受ける)」

キュアラブリー&キュアプリンセス&キュアハニー「~~っっ!!(奮戦する)」

4戦士たちは襲いかかる怪人たちを迎撃していく。プリキュア3人は奮闘するも、龍玄は苦戦する。

仮面ライダー龍玄「….(キウイロックシードを取り出し解錠する)」

「キウイ!…ロックオン!…ハイ~!キウイアームズ!撃・輪!セイッ・ヤッ・ハッッ!」

仮面ライダー龍玄「ハァ~~ッ!」

龍玄 キウイアームズは武器の大型チャクラム・キウイ撃輪を使い怪人たちを攻撃する。

スパンスパンスパン!!(切断音)

怪人集団「~~~!!(撃破される)」

プリチェンミラー:かわるんるん!

キュアラブリー&キュアプリンセス&キュアハニー「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」

キュアラブリー「チェリーフラメンコ!」
キュアプリンセス「シャーベットバレエ!
キュアハニー「ポップコーンチア!」

フォームチェンジした3人も各々技を放ち怪人たちを撃退した。
34:記録係 :

2014/07/26 (Sat) 18:11:28

仮面ライダー龍玄「よし。」

怪人を撃退した4人は移動する。しかしそこに斬月が現れた。

仮面ライダー龍玄「白いアーマードライダー!?」

斬月の登場に4人全員が身構える。

仮面ライダー斬月「……。(何かを投げ渡す)」

仮面ライダー龍玄「!?(キャッチする)」

斬月の渡したもの…それはスイカロックシードだった。

仮面ライダー斬月「元の世界へ帰れ。戦極ドライバーを持ちだされては困る。」

言って斬月はまたどこかへと去っていく。…同じころ。

武神鎧武「フンッ!エェェアァッ!!(フォーゼとハッピーを八つ裂きにする)」

フォーゼ&ハッピー「うぅぅ・・・!!!(大ダメージを受ける)」

ウツボカズラ怪人「ショワァァ~~!!(フォーゼとハッピーを吸収する)」

イエヤス「フォーゼ!?」

オカツ「キュアハッピー!!」

イエヤスは刀を抜いて武神鎧武に斬りかかる。しかし、イエヤスが斬りかかる寸前に武神鎧武が刃の切っ先をイエヤスの顔面に向けた。

武神鎧武「武神と戦姫を失った武将に用は無い。消えろ!」

仮面ライダー鎧武「殿様!」

イエヤスが斬られそうになるが、そこに間一髪鎧武 イチゴアームズと龍玄 キウイアームズ、そしてハピネスチャージチーム3人が現れ武神鎧武とウツボカズラ怪人を相手取る。
35:記録係 :

2014/07/26 (Sat) 23:43:45

ウツボカズラ怪人「クワーーー!!(触手を伸ばす)」

ウツボカズラ怪人は触手で龍玄・ハニー・プリンセス3人を捕縛した。

仮面ライダー鎧武「ミッチ!?

キュアラブリー「プリンセス!ハニー!!」

キュアハニー「っっ~~~!!(逃れようともがく)」

キュアプリンセス「離しなさいよ~~!!(逃れようともがく)」

仮面ライダー龍玄「~~!!……紘太さん!(もがきつつスイカロックシードを渡す)」

ウツボカズラ怪人「キショアァ~~!」

龍玄&プリンセス&ハニー「わああーー!!」

ロックシードが投げ渡されたのと同時に3人の戦士はウツボカズラ怪人に吸収されてしまった。

仮面ライダー鎧武「ミッチ!ひめ、ゆうこ!!」

3戦士が吸収されてしまいショックを受ける鎧武とキュアラブリー。だが、武神鎧武とウツボカズラ怪人からの攻撃は続く。

「スイカ!………スイカアームズ!大玉、ビッグバン!」

鎧武はスイカアームズに変身。その圧倒的戦闘力を持って武神鎧武とウツボカズラ怪人を相手にする。

仮面ライダー鎧武「殿様、みんな!」

「大玉モード」

鎧武スイカアームズはイエヤス、オカツそしてキュアラブリーを収容すると大玉モードとなって一気に戦線を離脱する。

イエヤス「うお~~~!!どうなってんの!?結構怖いよ!!」
オカツ「キャーー!!止めてぇぇ~~~!!イヤーー!!!」

…鎧武たちは敵を振り切り逃げ切った。

武神鎧武「逃げられたか。だが、この世界の武神ライダーと戦姫プリキュアは全て打ち倒した。」

ジィィ~~。

突然彼らの目の前にクラック型の異次元の扉が解放された。

ウィザードVS白い魔法使い:~~~!!(戦闘中

ビースト&キュアエースVSオーガ:ーーー!!(戦闘中)

その扉の奥では戦士達による激しいバトルが展開されていた。

武神鎧武「異世界の武神ライダーと戦姫プリキュアか。その力も頂こう。」

ウツボカズラ怪人「クアーー!(扉へ向かっていく)」

…数時間後、フォーゼとキュアハッピーが敗れた場所。

呉島貴虎「……。(No.1アストロスイッチを拾う)」
36:記録係 :

2014/07/27 (Sun) 21:50:17

さらに数時間後、あたりは暗くなった夜の時間。とある工場のような場所。この場所に鉱汰たちは逃げ延びていた。

イエヤス「さすがにヤバかったな。お前たちがいなきゃ死んでたわ。」

オカツ「二人ともありがとう。」

イエヤスとオカツは紘太とめぐみに礼を言う。その2人はイエヤスとオカツの周りに物を置き2人が隠れるようにしておく。

葛葉紘太「ここに隠れてて。」

イエヤス「ちょちょちょっ!どこに行く?」

葛葉紘太「ミッチたちを助けないと!」

愛乃めぐみ「っっ。(同意するように頷く)」

するとイエヤスとオカツは落胆したような表情をしだす。

オカツ「無駄よ。」

愛乃めぐみ「え…?

オカツ「一度あの怪物に吸い込まれたら二度と助からない。武神ウィザードと戦姫キュアハートもそうだった。」

愛乃めぐみ「そんな……。」

葛葉紘太「…………。」

イエヤス「オカツの言う通りだ。それにな、お前らがやられたら俺の天下取りは誰が手伝う?」

葛葉紘太「………こんな時に何言ってんだ…?」

イエヤス&オカツ「…?」

葛葉紘太「あんたを守ってミッチは!ひめは!ゆうこは!あんたの家臣だって!!」

ついに紘太の怒りが爆発しイエヤスの胸倉に掴みかかった。

葛葉紘太「天下とかそんなこと言ってる場合か?!!」

イエヤス「…俺が泣いてりゃお前は満足か?」

イエヤスは紘太を引き離し言った。

イエヤス「俺は死んだ者の想いを継ぐ。俺と一緒に…天下を目指せ!」

葛葉紘太「…………。」
37:記録係 :

2014/07/27 (Sun) 23:25:35

…翌日、夜が明けた朝方。イエヤスたちは居城になんとか帰還を果たした。

武士「殿、御無事でございましたか!」

するとそこに別の武士が急いでやってきた。

武士2「一大事です!新たな武神ライダーが出現しました。」

イエヤス「なんだと?」
オカツ「その話、本当なの?」

武士2「武神鎧武に滅ぼされた各国の残存兵力を集めるべく戦を仕掛けております。

葛葉紘太「その武神ライダーの名前は?」

武士2「武神・バロン。」

葛葉紘太「バロン……!?」
愛乃めぐみ「バロンって…まさか?!」

イエヤス「知ってるのか?」

葛葉紘太「戒斗………。」

その戒斗はある平原で陣を構えていた。

ランマル「怪しい女と少年がいたので捕えました。」

駆紋戒斗「女と少年?」

高司舞「離して!離してってば!」
相楽誠司「離せよ!俺達怪しいヤツじゃないって!」

戒斗の前に連行されてきたのは…なんとこの世界に迷い込んでいた舞と誠司の2人だった!

相楽誠司「駆紋戒斗!?」

高司舞「戒斗!……何その姿?」

ランマル「無礼な!!」

駆紋戒斗「お前ら、下がれ。」

戒斗はランマルと部下たちを下がらせた。

駆紋戒斗「どうしてお前たちがこの世界にいる?」

高司舞「鉱汰たちを探して…あの森に行って…気が付いたら…。」
相楽誠司「……っ。(舞の言葉に同意するように頷く)」

駆紋戒斗「居場所を教えてやる。やつらの所へ行け。」

高司舞「行け…て、あなたはどうするつもりなの?」

駆紋戒斗「俺はこの世界で戦う!この世界はビートライダーズと同じだ。戦いののちに…全てを手に入れるか、全てを失うかだ。」

相楽誠司「それ本気で言ってるのかよ?!」

駆紋戒斗「やつらに伝えろ。"これより我が軍は貴様らの所に進撃を開始する。降伏か全滅か…好きな方を選べ"。」
38:記録係 :

2014/07/28 (Mon) 00:07:17

…そして舞と誠司はジープに乗せられイエヤスの居城まで送られることに。

高司舞「(ジープ搭乗)………。」

相楽誠司「(ジープ搭乗)…舞さん………。」

するとジープが走る前方にクラック型の異次元の扉が現れ、中からウツボカズラ怪人が姿を見せる。

ジープの運転手と助手「うわぁーーー!!(逃走)」

怪人の出現にジープの運転手と助手は一目散に逃げ出す。舞と誠司も逃げるが・・・

ウツボカズラ怪人「見ィ~つけたゾォ~~!運命ィの巫女ーー!!(舞を捕まえる)」

相楽誠司「舞さん!」

高司舞「何言ってるの!?離して!!」

舞はウツボカズラ怪人に捕まってしまう、その時クラック型の異次元の扉からウィザードとドキドキプリキュアメンバーがこちらへ飛び込んできた。

仮面ライダーウィザード「ハッ!」
キュアハート&ダイヤモンド&ロゼッタ&ソード&エース「ハアァァーッ!」

ウツボカズラ怪人は仮面ライダーウィザードに銃撃され舞を離してしまう。

仮面ライダーウィザード「仁藤を返して貰おうか!」

高司舞「アーマードライダー?」

相楽誠司「プリキュア?」

ウツボカズラ怪人「クワァーーー!!(光弾を放つ)」

ウィザードライバー:ディフェ~ンド!プリーズ。

ウィザードはバリアを張り怪人の攻撃を防御、その後すぐにドキプリメンバー5人とともにウツボカズラ怪人に挑む。

ウツボカズラ怪人「クォワァァ~~!!(触手を放つ)」

ウィザードライバー:超イイネ!スペシャル…サイコー!!

キュアダイヤモンド「煌めきなさい! トゥインクルダイヤモンド!」

キュアハート「貴方に届け!マイスイートハート!」

ウツボカズラ怪人「クワァ~~~!!………!!!」

攻撃を受けた怪人は逃げてしまった。

仮面ライダーウィザード「っ~!!」

ウィザードとプリキュアは変身を解除し、舞と誠司に歩み寄った。

操真晴人「大丈夫?」
39:記録係 :

2014/07/29 (Tue) 21:17:39

……その後、舞と誠司は晴人一行と共にイエヤスの居城に赴く。

葛葉紘太「ミッチ…、舞に何て言ったらいいんだ……?」

愛乃めぐみ「ひめ……ゆうゆう……。」

リボン「みんなになんと説明すればよいのやら………。」

高司舞「紘太~!」

相楽誠司「よう、めぐみ!」

愛乃めぐみ「誠司、舞さん!?」

葛葉紘太「お前らどうしてここに?」

さらに紘太とめぐみは晴人らの存在に気付く。

葛葉紘太「あんたは・・・?」

操真晴人「ん?指輪の魔法使いさ。君が…鎧武?」

愛乃めぐみ「(マナたちを見て)…あなたたちは?」

相田マナ「初めまして。私、相田マナ。またの名を…キュアハート。」

…そのすぐ後、紘太とめぐみはこれまで起こった出来事を舞と誠司に話した。

高司舞「そんな!?ミッチが…、ひめちゃんにゆうこちゃんまで…!?」
相楽誠司「うそだろ……!」

葛葉紘太「ごめん……助けられなかった……。」

愛乃めぐみ「……。」

操真晴人「…それで?戦わないのか?」

葛葉紘太「仲間が目の前でやられた、そして命がけで殿様を守ろうとして人が死んだ。俺の腕の中で命が消えたんだ!!」

紘太の脳裏に戦いの非情さの記憶が蘇る。

葛葉紘太「俺は戦えない。この世界の戦いはゲームじゃない!」

高司舞「…戒斗は…ビートライダーズと同じだって言ってた。勝って全てを手に入れるか…全てを失うか、…だって。」

葛葉紘太「全てを失ったら死ぬんだぞ!そんなにまでして天下が欲しいのか?!天下を求めなきゃ誰も死なずに済む?!!」

操真晴人「口をはさんで悪いけど…そのお殿様もただ天下が欲しいから戦ってるわけじゃないと思う。」

葛葉紘太「じゃあ何のために戦うっていうんだよ?!!」

操真晴人「何かを手に入れるための戦いじゃなくて、誰かの希望を守る為の戦いもあるんじゃないのか?」

高司舞「私は踊る場所が必要だから戦う、だって踊れなくなったら私たちが私たちじゃなくなる!紘太だってそれがわかっているから戻ってきたんでしょ?私たちを守るために。」

操真晴人「誰かを守りたいって気持ちはきっと一緒だ。」

葛葉紘太「だけど…。」

操真晴人「後悔しないのか?守れる力があるのに何にもしないなんて?」

葛葉紘太「…………。」
40:記録係 :

2014/07/29 (Tue) 21:25:47

同じころ…GOSHINBOKUにて。

ウツボカズラ怪人「~~~。(大樹にエネルギーを注入)」

ウツボカズラ怪人は大樹にこれまで吸収した武神ライダー・戦姫プリキュアをエネルギー変換させて注入していた。

武神鎧武「武神と戦姫の力も集まった。絶大な力を我が物にする時も近い。あとは運命の巫女を手に入れれば…天下はこの手に!!」

……ゴゴゴゴゴゴゴ!(謎の音)

…所変わってイエヤスの居城・イエヤスの間。

イエヤス「明日には武神バロンの軍勢がこの城を包囲する。もう一度頼みたい、武神と戦姫として戦ってもらえないか?」

オカツ「………。(頭を下げる)」

イエヤスは晴人とマナを連れてやってきた鉱汰とめぐみにあらためて頼みこみ、オカツも頭を下げて懇願する。

葛葉紘太「聞きたいことがある。沢山の犠牲を出してどうしてそこまでして天下が欲しい?」

イエヤス「全ては……民を守るためだ。」

葛葉紘太「守る?みんなあんたを守って死んでいく、矛盾してる!」

オカツ「あなたならどうする?民が飢えている、でも食糧は十分に無い。食糧を得るために領地を広げる…それがイエヤス様が戦う理由よ。」

葛葉紘太「自分の国以外の人間はどうなってもいいのか?そんなの間違ってる!」

イエヤス「その通りだ。」

葛葉紘太「ええっ?」
愛乃めぐみ「どういうことなの?」

イエヤス「だから天下を一つにする。そして全ての民が豊かに暮らせるよう造る。」

葛葉紘太「…あんたにそんなことが出来るのか?」

イエヤス「必ず出来る!武器を捨て、誰も飢えることなく幸せに暮らせるよう造る。俺はかつてそれを友に誓った。その友は…俺を守り散った…。」

イエヤスは…遺品となったインフィニティの指輪を見ながら言った。

操真晴人「…!」

葛葉紘太「……(守れる力…)。」

オレンジロックシードを手に取り紘太は考える。…すると今まで静かにしていた晴人が前に出た。

操真晴人「お殿様。魔法を見せてやるよ。」

イエヤス「魔法?」

操真晴人「…変身。」

晴人はイエヤスとオカツの目の前でウィザードに変身してみせた。

オカツ「武神…ウィザード!?」

イエヤス「武神ウィザードが蘇った・・・!」

相田マナ「それじゃあたしも見せてあげる。行くよシャルル。」

シャルル「シャルル~!」

相田マナ「プリキュア・ラブリンク!」

マナはイエヤスとオカツの目の前でキュアハートに変身してみせた。

オカツ「戦姫キュアハート!?」

仮面ライダーウィザード「約束する、俺たちが最後の希望だ。」

紘太&めぐみ「…………。」
41:記録係 :

2014/07/29 (Tue) 23:06:12

……戦いの時は刻一刻と迫る、バロン軍はイエヤスの居城を目指し、イエヤス軍は迎撃の準備をする。…そんな中……

村人の男「神官様!神官様!!」
神官「……!?」

GOSHINBOKUでは人々が大騒ぎしていた。あの大樹が消失し大穴があいているのだ。……そんな出来事が起こる中、ついにバロン軍はイエヤスの居城正門に辿りつく。

…ギギィィ~~。(正門が開く音)

正門が開き、バロン軍兵士たちは構える。正門から出てきたのは…なんと紘太だけだった。

葛葉紘太「どうしても戦うのか戒斗?」

駆紋戒斗「力を手に入れた者はその力を何に使うのかを試される。俺はこの力で…天下を取る!」

葛葉紘太「分かった。……だったら俺と戦え。」

駆紋戒斗「何?」

葛葉紘太「俺とお前との一騎打ちだ。命を賭けるのは俺とお前だけでいい。……俺が負けたら全面的に降伏する。その代わり、お前が負けたら…俺と一緒に武神鎧武と戦え。」

駆紋戒斗「……………いいだろう!」

葛葉紘太「行くぞ…、変身!!」
「オレンジ!……ロック・オン!」

駆紋戒斗「変身!!」
「バナナ!……ロック・オン!」

紘太VS戒斗「…---!!!(両者激突する)」

「オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!」
「バナナアームズ!Knight of Spear!!」

アーマードライダーに変身した2人は激突する。互いに譲れない目標・信念を掲げ背負う2人の戦士はぶつかる。絶対に負けられない一戦に勝利するために2人は激しく乱れ戦う。

仮面ライダーバロン「いい時代だ。世界が力を求めてる、俺はこんな時代にこそ生まれたかった!」

仮面ライダー鎧武「ここは俺たちが生きる時代じゃない!」

「パイン!…パインアームズ!粉砕・デストロイ!」
「マンゴー!…マンゴーアームズ!Fight of Hummer!!」

鎧武とバロンはアームズをチェンジ…、重量級フォームとなってまた激突する。

仮面ライダー鎧武「俺は戦うって決めた!ある男を守るために!」

仮面ライダーバロン「あの殿様をそんなに守りたいのか?!」

仮面ライダー鎧武「違う!俺が守りたい男は……お前だ!」

仮面ライダーバロン「俺を守るだと!」

仮面ライダー鎧武「俺たちが手に入れた力は人を傷つける力じゃない!自分たちの場所と仲間を守る為の力だ!」

仮面ライダーバロン「弱いお前と一緒にするな!!」
「マンゴー・スカッシュ!!」

バロン マンゴーアームズはマンゴー・スカッシュを放
つ!……しかし鎧武 パインアームズはそれを紙一重で避けた!

「パイン・スカッシュ!!」
仮面ライダー鎧武「せいハァーー!!(アイアンブレイカーを放つ)」

仮面ライダーバロン「ッッッ!!!!(直撃)」

鎧武のカウンター攻撃がバロンに直撃し彼の変身は解除される。勝敗は決した。

仮面ライダー鎧武「俺は戦いを終わらせるために戦う!約束だ、一緒に戦ってくれ。」

鎧武は戒斗に手を差し伸べるが、かれはそれを振り払い自分で立ちあがり鎧武を睨みながら言った。

駆紋戒斗「今だけだ。一緒に戦うのは。」

仮面ライダー鎧武「ああ。勝って帰ろう、元の世界に。」

…戦いの一部始終を天守閣で見ていたイエヤス・オカツ・舞・誠司の4人は各々の心情は違えど安堵する。
42:記録係 :

2014/07/30 (Wed) 00:23:08

……ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

突如、イエヤスの城とその周囲一体に地震が起きる。

イエヤス「何だこの揺れは!?」

…ズドォォーーン!!

すると地面から巨大な植物の蔦のような物が城や周囲の建造物を破壊しながら地上に伸び始めた!

ランマル「退け!退けぇーー!!」

兵士たちは次々と避難する。その間にも巨大な植物の蔦は城を突き破り破壊しながら伸びていく。

相楽誠司「…うあっ!!(衝撃で体をうちつける)」

高司舞「…うっ!!(衝撃で体をうちつける)」

天守閣にいた誠司と舞は植物の浸食による衝撃で体を打ちつけてしまう。これにより舞が気絶してしまった。

オカツ「誠司殿、大丈夫!?」

相楽誠司「なんとか……。」

イエヤス「舞殿?舞殿!!」

相楽誠司「…!、舞さん!?しっかり!!」

やがて蔦は一つに収束し…なんとあのGOSHINBOKUの大樹となった!鎧武 オレンジアームズと戒斗は様子をうかがうため移動するが、そこで武神鎧武と接触する。

武神鎧武「運命の巫女を渡してもらう。」

仮面ライダー鎧武「運命の巫女?」

武神鎧武「天守閣にいる女だ。」

仮面ライダー鎧武「そうか…あの時舞を襲わせたのはお前だったんだな!」

武神鎧武「すべての武神と戦姫を倒し…運命の巫女を手に入れる時、天下はこの手に!どうしてもあの女が必要なのだ!」

仮面ライダー鎧武「お前の好きにはさせない!(武神鎧武に向かっていく)」

駆紋戒斗「……。(バロンに変身して武神鎧武に向かていく)」

ウツボカズラ怪人「キョアアーーー!!(出現し、鎧武とバロンに襲いかかる)」

そこに両腕にクローを展開し本気を出したウツボカズラ怪人が鎧武とバロンに襲いかかる。

バシュンバシュン!!(銃撃音)

そこに晴人が現れウツボカズラ怪人を銃撃した。晴人のそばにはマナ・六花・ありす・真琴・亜久里の姿もあった。

操真晴人「今度こそ返してもらうぞ。大喰らい野郎!」

ウィザードライバー:シャバドゥビタッチ・ヘンシ~ン♪シャバドゥビタッチ・ヘンシ~ン♪

操真晴人「変身!」

ウィザードライバー:フレイム!プリーズ。 ヒーヒー、ヒィーヒィーヒィィーー!!

マナ&六花&ありす&真琴「プリキュア・ラブリンク!!」

円亜久里「プリキュア・ドレスアップ!!」

晴人たちは変身し鎧武たちに加勢し戦う。さらに……

リボン「あそこですわ!」

愛乃めぐみ「…プリキュア・くるりんミラーチェンジ!!」

めぐみも登場しキュアラブリーに変身して戦い始める。
43:記録係 :

2014/07/30 (Wed) 21:37:06

武神鎧武「テアーー!!(攻撃)」

鎧武&バロン&ラブリー「ッッッ!!(直撃する)」

3人が攻撃を受け怯んでしまう。武神鎧武は追撃するために3人に迫る

仮面ライダー斬月「はぁっ!!」

そこに仮面ライダー斬月が現れ追撃しようとした武神鎧武を攻撃し3人を助けた。

仮面ライダー鎧武「白いアーマードライダー!?」

仮面ライダー斬月「よく聞け。こいつは俺が引き受ける、お前達はやつが吸い込んだ仲間を助け出せ。」

斬月は武神鎧武と戦い始める。3人は斬月の言う通りに動く。

ウツボカズラ怪人「クワ~~ッ!!(ウィザードチームを一気に相手する)」

ウィザードとドキプリメンバーはウツボカズラ怪人と戦うが、怪人は何の苦も無く6人全員を相手にする強さを見せる。

ウツボカズラ怪人「クァァアア~~~!!!(6人に対して爪攻撃)

ウィザード&ドキプリメンバー「うわっ!!(攻撃を喰らう)」

バロン&鎧武「はぁぁ!!(ウツボカズラ怪人を強襲)」
キュアラブリー「っっ!!(ウツボカズラ怪人を強襲)」

3戦士は6人を攻撃した直後のウツボカズラ怪人を強襲しダメージを与えた。

仮面ライダー鎧武「ウィザード!(ウィザードに手を伸ばす)」
仮面ライダーウィザード「サンキュ!(鎧武の手を取る)」

キュアラブリー「キュアハート!(ハートに手を伸ばす)」
キュアハート「ありがとう!(ラブリーの手を取る)」

仮面ライダーウィザード「一緒に行くぞ!」

仮面ライダー鎧武「ああ!」

ウツボカズラ怪人「クワワワ~~~!!!(光線攻撃敢行)」

怪人は光線攻撃を9人に向けて発射する。しかし9人の戦士は臆することなく突っ込み、1人ずつ怪人に攻撃を当てていく。

仮面ライダー鎧武「おりゃっ!!(怪人を斬撃する)」

ウツボカズラ怪人「クワ~~~?!!」

鎧武の一撃が怪人の吸収口に直撃した。怪人は弱点を攻撃されたかのように悶え苦しみ出す。
44:記録係 :

2014/07/30 (Wed) 23:40:23

…バスーーッ!!(何かの射出音)

…すると怪人の口から仁藤・光実・ひめ・ゆうこ、吸い込まれた者たちが吐き出され戻ってきた。

大森ゆうこ「うぅ……はっ!?」

仁藤攻介「あ~~酷い目にあったぜ。消化されちまうとこだった・・・。」

白雪ひめ「うわぁっ!?と…溶けてない?!どこも溶けてない?!!(溶けたところが無いかを確認する)」

リボン「大丈夫ですわ、どこも溶けていませんわ。」

呉島光実「紘太さん、めぐみちゃん!助けてくれたんですね。」

仮面ライダー鎧武「ミッチ!良かった~。どこも怪我ねえよな?」

武神鎧武「エェアッ!!」

仮面ライダー斬月「ふっ、ヤァッ!!」

武神鎧武と斬月は互角の戦いを繰り広げる。仲間たちを救出したことを確認した斬月は後退し彼らと合流する。

仮面ライダー斬月「やったようだな。」

呉島光実「僕も戦います。」

大森ゆうこ「私も!」

白雪ひめ「消化しようとした借りを返さないと!」

仮面ライダーウィザード「仁藤、こいつらは…~~…」

仁藤攻介「皆までいうな、食事の時間<ランチタイム>だ!」
ビーストドライバー:Driver ON!

キュアダイヤモンド「多分食べられないと思うんですけど……。」

4人は変身する体勢に入る。

呉島光実「変身!」
仁藤攻介「変~身!」

「SET!…OPEN!! L・I・O・N♪LION♪!!/ブドウアームズ!龍・砲、ハ・ハッ・ハッッ!!」

「かわるんるん」
ひめ&ゆうこ「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!!」

4人は変身。……ここにウィザード・ビースト・ドキドキ!プリキュア、鎧武・バロン・龍玄・斬月・ハピネスチャージプリキュア、2013年と2014年を代表するライダーとプリキュアが勢揃いした!

武神鎧武「まとめて相手をしてやる!」

仮面ライダー鎧武「行くぜぇ!!」
45:記録係 :

2014/07/31 (Thu) 01:01:12

14人の戦士達が武神鎧武に挑む。武神鎧武は恐るべき強さで対抗するも劣勢に追い込まれた。

武神鎧武「くっ……こうなったら!(無双セイバーと大橙丸をドッキングさせ、ロックシードをセット)」

「ロック・オン!……ブラッドオレンジチャージ!!」

武神鎧武はナギナタ無双スライサーを14人に向けて放ち直撃させる。その直後に彼は城の天守閣へと行ってしまう。

仮面ライダー鎧武「まずい!天守閣には殿様と舞たちがいる!……ウィザード。」

キュアハート「ラブリー、私たちも!」
キュアラブリー「はい!」

ウィザードとハート、鎧武とラブリーは武神鎧武を追おうとするがウツボカズラ怪人に阻まれる。

ガシッ!

キュアプリンセス「アンタの相手は私たちなんだから!(ウツボカズラ怪人を捕まえる)」

仮面ライダービースト「(ウツボカズラ怪人を捕まえる)ここは俺たちに任せろ!」
仮面ライダー龍玄「行ってください!」

仮面ライダー鎧武「サンキュ!」

ウツボカズラ怪人をビースト・龍玄たちに任せ鎧武・ウィザードらは天守閣へと急ぐ。……その天守閣で

イエヤス「舞殿!舞殿しっかり!」
相楽誠司「舞さん目を醒まして!」

…ガタンッ!

イエヤスと誠司が舞の安否を気にする中、天守閣に武神鎧武がついにやってきた。

武神鎧武「運命の巫女を渡せ!」

これに対しイエヤスとオカツは得物を手にとり答えた。

イエヤス「渡せと言われて渡す奴がいるのかい?」
オカツ「武神鎧武…覚悟!!」

イエヤスとオカツの2人は武神鎧武に挑む。しかし2人はすぐに返り討ちにあってしまった。

相楽誠司「殿様!オカツさん!」

武神鎧武「目障りだ、消えろ!」

バシューーン!…バシュン!(銃弾発射音と直撃音)

武神鎧武がイエヤスとオカツを切り裂こうとした直前に銃弾が放たれ武神鎧武に命中する。同時に天守閣にウィザード・ハート・鎧武・ラブリーの4戦士がやってきた。

仮面ライダー鎧武「舞!?はぁぁーー!!」

ハート&ウィザード&ラブリー「…っ!!(武神鎧武に向かっていく)」

天守閣内部で4戦士と武神鎧武が激突する。そんな中、鎧武とラブリーは舞と誠司の安否を確認する。

キュアラブリー「誠司、大丈夫?」
相楽誠司「ああ、大丈夫だ。」

仮面ライダー鎧武「舞!大丈夫か、舞!?」
イエヤス「舞殿は気を失っているだけだ。」

その言葉に二人は一応安心する。

キュアハート&ウィザード「うぅっ!!(武神鎧武の攻撃を受けダメージを負う)」

武神鎧武「邪魔をするな!!(追撃する)」

葛葉紘太(仮面ライダー鎧武)「はっ!(無双セイバーガンモードで武神鎧武を射撃)」

武神鎧武「うぐっ!!(銃弾があたりダメージを負う)」
46:記録係 :

2014/07/31 (Thu) 01:48:23

イエヤス「これを使え!」

イエヤスはインフィニティの指輪をウィザードに向かって投げる。彼はそれを受け取る。

仮面ライダーウィザード「インフィニティリング!?ありがとう、使わせてもらうよ。(早速左手にはめ発動させる)」

ウィザードライバー:インフィニティ!プリーズ! ヒー・スイ・フー・ドー♪ボォー・ザバ・ビュー・ドゴーン♪

オカツ「これを使って!(キュアハートにキュアラビーズを投げる)」

キュアハート「うん!ありがとうそれじゃあ早速!」

キュアハートもオカツからキュアラビーズを受け取りラブリーパッドにはめ発動させる、するとキュアハートにも変化が起きキュアハート・パルテノンモードへと進化した。

武神鎧武「ウゥゥ!!!(襲いかかる)」

最終形態になったウィザードとキュアハートと武神鎧武が激突する。

仮面ライダー鎧武「頼む、今のうちに安全な所へ。(舞をイエヤスに託す)」

相楽誠司「めぐみ、先輩。必ず勝ってくれよ!(イエヤスとオカツと共に避難する)」

4人が避難する様子を見届けた鎧武とラブリーはウィザードたちに加勢。最終形態の2大戦士の力もあってついに武神鎧武を追い詰める。

武神鎧武「うぐっ!!忌々しい奴らめ、私の本当の力を見せてやる!!」

なんと武神鎧武は大樹の中に自らの身を投じ融合する。

仮面ライダー鎧武「何!?」

「ブラッドオレンジアームズ!邪ノ道・オン・ステージ!!」

…大樹の一角から一本の枝が伸びるとそれは急速に成長し花を咲かせる。その花の中央には下半身を埋め大樹と融合した武神鎧武の姿があった。

武神鎧武と大樹の融合態 蓮華座・武神鎧武「天下は私の物だ!!!」

その異変は城下でウツボカズラ怪人と戦うビースト達も確認できた。

仮面ライダービースト「おい見ろ!天守閣がスゲーことになってんぞ!」
仮面ライダー龍玄「何で?!」
キュアソード「一体何が?!」

その直後、大樹から大量の種子が城下に降り注ぐ。種子は落着と同時に怪人に変化する。

種子から生まれた怪人軍団「~~~!!!」

キュアプリンセス「敵が増えた~~!!」

怪人軍団「…!!!(戦士達を発見し襲いかかる)」

仮面ライダービースト「大量大量!」
仮面ライダー龍玄「はぁぁーー!!」
仮面ライダーバロン「上等だ!」
ダイヤモンド&ロゼッタ&ソード&エース&プリンセス&ハニー「…っっ!」
47:記録係 :

2014/07/31 (Thu) 21:45:51

戦士達は出現した怪人軍団と激突する。同じころ天守閣では蓮華座・武神鎧武がその猛威を揮っていた。

蓮華座・武神鎧武「エ゛ェ゛ェ゛ア゛ァ゛ッ!!(突撃して切断攻撃)」

ウィザード&鎧武「ウワァァッ!?(ダメージを受ける)」

ラブリー&ハート「はぁぁっ!(蓮華座・武神鎧武に攻撃)」

蓮華座・武神鎧武「フンッ!(防御体勢に入る)」

蓮華座・武神鎧武はラブリーとハート パルテノンモードの攻撃を大量の大樹の蔦で造られた壁でガードする一方でこれまた大量の蔦を使って2人にカウンター攻撃を繰り出す。

ハート&ラブリー「うわぁぁああ!!(攻撃を受け倒れる)」

さらに4人の周囲に大量の花びらが舞いはじめる。

仮面ライダー鎧武「何だ・・・?」

蓮華座・武神鎧武「我が力を甘く見た報いを受けろ!!」

スドドン!!!スドドドーーーン!!!(爆発音)

鎧武&ウィザード「うおおーーー?!!」
ラブリー&ハート「うあああーーー!!!」

花びらは大爆発!爆発で4人の戦士は城下まで吹き飛ばされ天守閣は跡形も無く爆破されてしまった。

仮面ライダーバロン「何!?」

キュアロゼッタ「そんな・・・!?」

仮面ライダー鎧武「く・・・、うぅ・・・。」

仮面ライダーウィザード「大丈夫か?」

仮面ライダー鎧武「…まだだ、まだやれる!」

キュアラブリー「私だって…まだ戦える!」

4人は立ちあがり、他の戦士達と合流して怪人軍団と戦い始める。………すると…

仮面ライダー鎧武「………!?」

オルタナティブ舞「………。」

舞に瓜二つの金髪の少女が現れた。

仮面ライダー鎧武「舞!」
仮面ライダー龍玄「え?」

オルタナティブ舞「……あなた達にはやるべき事がある。」

蓮華座・武神鎧武「おお!運命の巫女!」

武神鎧武は少女を見て叫ぶ。彼女はそれを無視し戦士達に語りかける。

オルタナティブ舞「運命を受け入れるなら…この果実を手にとって。」

仮面ライダー鎧武「果実?」

少女は光を放ちながら戦士達の前を通り過ぎる。すると彼女の通り過ぎた後にヘルヘイムの果実が実りだした。

仮面ライダービースト「(小声)……食っていいの?(ウィザードに尋ねる)」

仮面ライダーウィザード「(小声)……黙れ。」
48:記録係 :

2014/08/01 (Fri) 00:25:01

鎧武は実ったヘルヘイムの果実を手に取る。

仮面ライダー鎧武「……!」

すると鎧武の持っていたウィザードリングが輝きだした。

仮面ライダー斬月「これは…。……そうか。(持っていたジョーカーメモリを龍玄に渡す)」

仮面ライダー龍玄「あ・・・。(ジョーカーメモリをキャッチする)」

仮面ライダー斬月「果実を手に取れ。」

そしてラブリーが持つキュアラビーズも輝きだした。

キュアラブリー「ええっ!これは?」

仮面ライダーバロン「それならば、このメダルの近くあったこれを使え!(ハニーにキュアモジューレを投げ渡す)」

キュアハニー「はいっ!(キュアモジューレをキャッチする。)」

仮面ライダー斬月「これをお前に託そう。(プリンセスにキュアハッピーのキュアデコルを渡す)」

キュアプリンセス「おおっ!これって?」

すると3人の近くにいるリボンの鼻がムズムズし始める。

リボン「これは!?音楽と笑顔とドキドキの3つのものすごいパワーを感じますわ、コチョコチョしてくださいな!」

キュアラブリー「え!?うん!」

ラブリーはリボンの鼻をくすぐった。

リボン「…アハハハハ…ハーピション!」

…すると3枚の光り輝くプリカードが3枚現れ、ラブリー・プリンセス・ハニーの3人の手に渡った。

オルタナティブ舞「その力が貴方方を選ぶなら、…貴方達は生き残る事が出来る。」

すると・・・アーマードライダー4人の手にある果実とアイテムが融合し摩訶不思議なロックシードが誕生。さらに3人のプリキュアの持つプリカードとアイテムが融合しこれまた摩訶不思議なプリチェンカードが誕生した。

仮面ライダー鎧武「こいつを使おう。」

アーマードライダー4人はロックシードを解錠する。

「ウィザード!」
「W!」
「オーズ!」
「フォーゼ!」

…4人の頭上から各ライダーの顔を象ったアームズが召喚され現れる。

仮面ライダービースト「おい見ろ!ウィザードの顔だ!」
仮面ライダーウィザード「…お…おう。」

アーマードライダー4人は戦極ドライバーにセットしその力を発動させアームズを装着する。

「フォーゼアームズ!青春・スイッチ・オン!」
「オーズアームズ!タトバ♪タ~トバ~♪」
「Wアームズ!サイクロン・ジョーカー!ハッ、ハッ、ハッッ!」
「ウィザードアームズ!シャバドゥビ・ショータイム!」

鎧武はウィザードアームズ、バロンはオーズアームズ、龍玄はWアームズ、斬月はフォーゼアームズに変身した!

仮面ライダービースト「スゲーッ!レジェンドライダーだ!!」
49:記録係 :

2014/08/01 (Fri) 18:29:48

キュアラブリー「プリンセス!ハニー!」

ラブリー・プリンセス・ハニーの3人はプリチェンカードをミラーに装填しその力を発動させる。

「かわるんるん!」
ラブリー&プリンセス&ハニー「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」

キュアラブリー「…ドキドキハート!」

キュアプリンセス「…ハッピースマイル!」

キュアハニー「…メロディスイート!」

キュアラブリーはキュアハートのコスチュームを象った"ドキドキハート"に、キュアプリンセスはキュアハッピーのコスチュームを象った"ハッピースマイル"に、キュアハニーはキュアメロディのコスチュームを象った"メロディスイート"にそれぞれ変身を遂げた。

キュアエース「(ラブリーのコスチュームを見て)あれはもしや・・・?」
キュアハート「…え、私?」

キュアダイヤモンド「あのコスチュームは…?」

キュアロゼッタ「キュアハッピーにキュアメロディ…他のプリキュアの方々のものとそっくりですわ。」

キュアソード「……。」

仮面ライダーウィザード「…俺たちも。(フィニッシュストライクの指輪をはめる)」
仮面ライダービースト「おう!(ビーストハイパーの指輪をはめる)」

2人は指輪をはめ魔法を発動させる。

ウィザードライバー:超イイネ!フィニッシュストライク…サイコー!!

ビーストドライバー:ハイパー!GO! ハイ、ハイ、ハハイ、ハイパー!!

ダイヤモンド&ロゼッタ&ソード「竜よ、我らに力を!(ドラゴンの指輪をはめ発動)」

キュアエース「全てを喰らう獣よ、我に力を!(ビーストハイパーの指輪をはめ発動)」

ウィザードチームもハートを除く全員が強化変身を使う。インフィニティードラゴンゴールド…ビーストハイパー…キュアダイヤモンド ウォータードラゴン…キュアロゼッタ ランドドラゴン…キュアソード ハリケーンドラゴン…キュアエース ハイパーにそれぞれ変身を遂げた。

オルタナティブ舞「………。(彼らの強化変身を見届けた後去っていく)」
50:記録係 :

2014/08/01 (Fri) 21:55:58

ウィザード インフィニティードラゴンゴールド「行こう。」

鎧武 ウィザードアームズ「ああ。最後の戦いだ。」

ウィザード&鎧武「さあ、ショータイムだ!」
ハート&ラブリー「さあ、ショータイムよ!」

ビーストハイパー「ショータイムだ!晴人(鎧武 ウィザードアームズに声をかける)」

鎧武 ウィザードアームズ「……あっち。(本物のウィザードを指す)」

ビーストハイパー「…え?あ、悪ぃ晴人!悪い!!」

ウィザード インフィニティードラゴンゴールド「わざとだ。」

ウツボカズラ怪人率いる怪人軍団「ーーーー!!!(戦士達に向かって突撃してくる)」

バロン オーズアームズ「来い。(ビーストハイパーを引っ張る)行くぞ!」

龍玄 Wアームズ「はい!」

ビーストハイパー「皆まで言うな!」

ビースト・龍玄たちは怪人軍団に突撃し戦いを繰り広げ始める。

鎧武 ウィザードアームズ「・・・。(ロックビークルを起動させる)」

鎧武は新型ロックビークル・ダンデライナーを起動させラブリーと共に乗り込み空を駆ける。

ウィザード&ハート「…はっ!(空を飛ぶ)」

空を飛ぶメンバーは大樹に一直線に向かっていく。

鎧武 ウィザードアームズ「これか?はっ!(ダンデライナーの攻撃ボタンを押す)」

ラブリー ドキドキハート「……っ!(ラブハートアローを構え放つ)」

ウィザード&ハート「はぁっ!(攻撃を放つ)」

4人は大樹に攻撃!大樹は攻撃が直撃すると炎上を始める。…そして融合している武神鎧武にもダメージが加わる。

蓮華座・武神鎧武「ウッ!!グアッ!!!……クゥゥ!!!」

蓮華座・武神鎧武は空を飛ぶ戦士達を打ち落とそうと巨大な植物の蔦を彼らに放つ。4人はそれを避けながら大樹に接近・あるいは攻撃を仕掛ける。

ハート パルテノンモード「っ、・・・っっ!(巨大蔦を華麗に舞いながら避ける)」

ラブリー ドキドキハート「…はっ、とあ~~っ!(ダンデライナーから飛び降り巨大蔦の上を走りながら大樹に攻撃する)」

…一方、地上にて

怪人軍団「ーーー!!!(戦士たちに襲いかかる)」

龍玄 Wアームズ「ふっ、はっ!(迎撃する)……さぁ、お前の罪を数えろ。」

「トリガー!マキシマムドライブ!」
龍玄 Wアームズ「はぁっ!(トリガー・フルバースト発射)」

ズドドーーーン!(直撃した怪人たちの爆発音)

バロン オーズアームズ「ふっ!喰らえ。(メダジャリバーで敵を切り裂いた後にセルメダル装填)……セイヤァーー!!(オーズバッシュ発動)」

怪人軍団「グギャーーー!!!(断末魔)」

斬月 フォーゼアームズ「宇宙キ……タと言っておいてやるか。はぁっ!」

斬月 フォーゼアームズはライダーロケットパンチを放ち怪人軍団を一掃した。

ハニー メロディスイート「ふっ、はっ!(襲いかかる怪人たちを迎撃する)……駆け巡れ、トーンのリング!プリキュア・ミュージックロンド!!」

怪人軍団「ググゥゥ!!?(リングに捕縛される)」

ハニー メロディスイート「三拍子!1・2・3…フィナーレ!」

ズドォーーン!!

キュアハニー メロディスイートのミュージックロンドが怪人軍団に決まった。

プリンセス ハッピースマイル「ふんっ!と~りゃっ!(怪人たちを叩きのめす)」

怪人軍団「~~~!(攻撃を受け怯む)」

プリンセス ハッピースマイル「プリキュア・ハッピーシャワー!!」

キュアプリンセス ハッピースマイルの必殺攻撃が怪人たちに直撃、断末魔の声を上げながら散って行った。

ダイヤモンド ウォータードラゴン「はぁ~・・・はぁっ!!(ドラゴンテイルを顕著させて戦う)」

ロゼッタ ランドドラゴン「っ、てぁ~っ!(ドラゴンクローを顕著させて戦う)」

ソード ハリケーンドラゴン「はっ、せあっ!(ドラゴンウイングを顕著させ低空飛行しながら戦う)」

エース ハイパー「ふんっ!はっ!(フリンジスリンガーを駆使し踊るような動きで戦う)」

キュアダイヤモンド ウォータードラゴン、キュアロゼッタ ランドドラゴン、キュアソード ハリケーンドラゴン、キュアエース ハイパーの四人は自分たちの武器を使い怪人たちを攻撃し…ついに一掃させた。

ミラージュマグナム:ハイパー!マグナムストライク!

ビーストハイパー「はぁ~…どりゃ!!(マグナムストライクを放つ)」

ビーストハイパーのマグナムストライクが怪人軍団に命中した。……ついに残る怪人はウツボカズラ怪人だけとなった。
51:記録係 :

2014/08/02 (Sat) 00:07:40

ビーストハイパー「借りを返すぜハッパ野郎!」

ビースト&バロン&龍玄&斬月&プリンセス&ハニー「はっ!!(ジャンプし、ライダーキックを放つ)」

ソード&ロゼッタ&ダイヤモンド&エース「…はぁぁーっ!(スラッシュストライクとマグナムストライクを放つ)」

ウツボカズラ怪人「グガァァーーー!!!(直撃)」

ビースト・バロン・龍玄・斬月・プリンセス・ハニーの必殺キックとエースとソードたちのスラッシュストライク・マグナムストライクが怪人に直撃、怪人は大爆発し倒された。……一方。

高司舞「……ん、んん。(目を覚ます)」
相楽誠司「舞さん!」

高司舞「…誠司くん。…一体……?」

誠司と舞の現在いる場所は崩れ落ちたイエヤスの居城の一角に出来た安全地帯。そこにはイエヤスにオカツ、はては負傷したイエヤス軍の兵士たちがいた。

イエヤス「目を覚ましたか。舞殿。」

目を覚ました舞は空を見上げた。上空では大樹に攻撃する鎧武 ウィザードアームズ・キュアラブリー ドキドキハート・ウィザード インフィニティードラゴンゴールド・キュアハート パルテノンモードの四人の戦士達の姿が見えた。

鎧武 ウィザードアームズ「このまま一気に行くぞ!」

四人がトドメを刺そうと大樹の核となる武神鎧武に突っ込んでいく。

蓮華座・武神鎧武「ウゥ……、天下は…俺のモノだァァァーーー!!!(大橙丸で自身を切断する)」

ズバァァァーーー!!

…なんと武神鎧武は自分を切り裂き大樹ごと両断させた。

鎧武 ウィザードアームズ「何!?」

……ドォォン!

だが両断された大樹は一瞬で何事も無かったかのように元通りになる。しかしこのとき両断された大樹のちょうど間にいた四人の戦士が挟まれてしまい…結果強引な形ではあるが大樹に取り込まれてしまった。

ビーストハイパー「晴人!?」

ダイヤモンド ウォータードラゴン「ハートが…!?」

高司舞「鉱汰!!」

相楽誠司「めぐみぃ!!」
52:記録係 :

2014/08/02 (Sat) 19:22:12

……大樹の中にて。

???「目を覚ませ。異世界の武神よ、戦姫よ。」
聞こえる声に導かれ、4人は目を覚ます。4人の周りには大樹に取り込まれた14人の武神ライダーと10人の戦姫プリキュアがいた。

仮面ライダー鎧武「取り込まれた武神と戦姫たち・・・。」

武神ライダーの代表者「お前達に託そう。」

戦姫プリキュアの代表者「力を受け取って。」

武神ライダーの代表者「俺たちの願い…民が幸せに暮らせる世界を造るために。」

武神ライダーと戦姫プリキュアたち「我ら力を受け取れ!」

14人の武神と10人の戦姫たちは光となって鎧武たちの身に纏う。

仮面ライダー鎧武「俺たちに任せてくれ!」

仮面ライダーウィザード「ああ。」

ハート&ラブリー「……っ。(互いに顔を合わせ頷く)」

……そして。

蓮華座・武神鎧武「……ウッ…ウゥ、グァァ!!(苦しむ)」

…すると大樹の一角が爆発し、その中から鎧武 スイカアームズとウィザードラゴンに乗り込んだウィザードそしてそれらに乗り込むラブリーとハートの姿があった。

イエヤス&オカツ&舞&誠司「・・・っ!」

仮面ライダービースト「晴人!」
仮面ライダー龍玄「鉱汰さん!」

キュアプリンセス「よかった~!」

仮面ライダー鎧武「はっ!(スイカアームズから離脱しジャンプする)」

仮面ライダーウィザード「っ!(ドラゴンからジャンプして離脱する)」

4人は大ジャンプし離脱、さらにスイカアームズは大玉モードとなりドラゴンはストライクフェーズにはいり必殺技の体勢に入る。

効果音「超イイネ!キックストライク…サイコー!!」

ストライクフェーズはスイカアームズを勢いよく蹴りあげる。スイカアームズは膨大なエネルギーを纏いながら物凄い速さで大樹目がけて飛んでいき……大樹に命中し大穴を開けた。
蓮華座・武神鎧武「グアアア!!!」

さらに追い打ちをかける如く4人の戦士が必殺キックで急降下してくる。

鎧武&ラブリー「セイッハァーーー!!!」

ウィザード&ハート「はぁぁっ!!!」

蓮華座・武神鎧武「ウワアアアア!!!!!!(直撃し断末魔を上げる)」

4人の必殺キックが武神鎧武に命中し撃破される。同時に大樹は炎上し崩れ落ちる。

……ドバッシャーーー!!

さらに、崩れ落ちた大樹の部分から大量の水が噴出、辺り一帯に雨雲が発生し雨が降り注ぐ。

仮面ライダー鎧武「水だ・・・水が噴き出してる!」

…そして、この出来ごとに一番喜んでいるのは・・・

ランマル「…雨だ!雨だぞ!!」
武士たち「雨だーー!!」

ランマルを始め武士たちは雨が降ったことに喜ぶ。武士たちは互いに武器を捨て、雨が降ったことに感激し敵味方関係無く喜び合った。

鎧武&ウィザード「…。(互いに握手をする)」

キュアハート「キュアラブリー、ありがとう。(ラブリーと握手する)」
キュアラブリー「こちらこそ!(ハートと握手する)」

キュアプリンセス「……うぅ~~、やっぱり傘持ってくるんだった。」

キュアハニー「あの大樹がこの土地一帯の水分を根こそぎ吸い上げてたのね。」

リボン&ビースト「……へっくしゅん!(雨に濡れる)」
53:記録係 :

2014/08/02 (Sat) 21:13:55

数時間後、雨は止み空には虹がかかる。

操真晴人「希望に溢れてる。見ろ、お前が守った世界だ。」

葛葉紘太「俺たちのこの力でな。」

仁藤攻介「おらちゃんと噛めって。お?イケるのか?お~よしよし。(ヘルヘイムの果実をドライバーに投与している)」

操真晴人「…お前何やってんだよ?」

仁藤攻介「あ?…あ~、キマイラのやつ気にいったみたいでさ。魔力の代わりにコレでいいんだって。(背中の籠に入った大量のヘルヘイムの果実を見せる)」

操真晴人「…マジで?」

仁藤攻介「マジだ。」
剣崎真琴「マジよ。」
四葉ありす「マジですわ。」
菱川六花「マジなんです。」

呉島光実「…。(拾ったブラッドオレンジロックシードを解錠する)」

光実がブラッドオレンジロックシードを解錠すると、彼らの前にヘルヘイムの森に通じる異次元の扉が開かれた。

呉島光実「帰れますよ!」

葛葉紘太「(&ひめ)おお~~!!」

操真晴人「じゃ、俺たちはこれで。」
相田マナ「さよなら。」

ウィザードライバー:テレポート、プリーズ。

マナ&六花&ありす&真琴&亜久里「我が故郷<ふるさと>へ、テレポートの魔法!」

晴人一行はテレポートの魔法を発動し自らが暮らす元の世界へと帰っていく。鉱汰たちも異世界の扉をくぐりヘルヘイムの森へ。……その様子を復興中の城から眺めるイエヤスとオカツは呟く。

イエヤス「Good bye.異世界の武神たち。」

オカツ「さよなら、別の世界の戦姫たち。」

………ここは沢芽市のあのスタジアム。

DJサガラ:実況「いよいよファイナルステージ!レイワイルドとインヴィットとの首位を賭けた一騎討ちだ。アーマードライダー・黒影とグリドンが最後にバトルを熱く決めてくれるそうだぜ!」

初瀬&城乃内「……….(お互いににらみ合う)」

……その様子はクラックからヘルヘイムの森にいる鉱汰たちにしっかり目撃されていた。

高司舞「何よアレ!?私たちがいない間に!!」

DJサガラ「(実況)さあ天下を取るのは一体どっちのアーマードライダーだ?」

駆紋戒斗「ふざけるな!」

戒斗、光実、ゆうこ、ひめ、誠司、舞、めぐみ、鉱汰の8人は急いでスタジアムへと通じるクラックへと走る。

呉島貴虎「………。(走る鉱汰たちを眺める)」
戦極凌馬&湊耀子「………。(走る鉱汰たちを眺める)」

キュアフォーチュン「………。(貴虎たちとは別の場所から走る鉱汰たちを眺める)」

鉱汰たちはクラックを通り抜けスタジアムに辿りつく。(※この時点でめぐみたちはプリキュアに変身している)

観客たち「うわ~~~~!!(鉱汰たちとプリキュアの登場に盛り上がる)」

DJサガラ:実況「おぉ~っと!ステージ上に現れたのは行方不明になっていた鎧武にバロン、龍玄、そしてプリキュアたちじゃないか!これは嬉しいサプライズだ!」

チーム鎧武とチームバロンのメンバー達「ーーー!!(鉱汰・光実と戒斗の登場に喜ぶ)」

DJサガラ:実況「オーディエンスの反応は飛び入りアーマードライダー&プリキュアの出現に最高に盛り上がってるぜ!!OK?Are you ready?ビートに乗りな!ライダーズ!!」

鉱汰&戒斗&光実&ラブリー&プリンセス&ハニー「…!!(ステージの中央へと駆けだしていく)」

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